富田俊明の日記
by izuminohanashi
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911
jamesがギャラリー巡りに誘ってくれた。
セブンイレブンをナインイレブンにもじった作品にはあまり笑えなかった。
美術館ではイランの作家のオープニングに潜り込む。
jamesの独特の視点からデンマーク美術の重要な作家をさらっとチェックする。
神秘主義からpostmo-modern literatureからアート・マーケットまで、話は尽きない。d0142121_8272131.jpg
夕方にはRum46に戻り、みんなで夕食。
YNKBの若いメンバーと地元のバーへ。d0142121_8291391.jpg


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by izuminohanashi | 2008-02-29 23:31 | dairy
preparetion of reparetion
フェリーでArhusへ。
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ギャラリーRum46でのイベントfree culture campに参加する
YNKBのrepair workshopを手伝う。
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夕方、ユング研究所で錬金術のセミナーの先生だったjamesに再会。
夜遅くまで話し込む。
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by izuminohanashi | 2008-02-28 23:23 | dairy
new encounter, new ideas
ああ、今日はラップトップの前で一日が終わってしまう。
5階にあるフィンとキルステンのフラットからは、街がよく見える。
相変わらず風が強いけど、雨がやんで、今は低くなった陽が建物に反射して明るい。
春の嵐って感じがするなあ。
明日はYNKBのワークショップでArhusに車で移動。
Jamesに再会していろいろと話すのがとても楽しみ。

WISPが終わって、なんだか最近、強烈な夢をみる。
またなにか動き始めたのかな。
新しいアイディアがあとからあとから湧いてくるので、
書き留めておかないと忘れてしまう。

夢を介して、絵画に戻ろうというアイディアはうまく行きそうだ。
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by izuminohanashi | 2008-02-28 00:10 | dairy
an idea of school
今朝は、雨も上がって、まだ曇っているけれど、風に春の匂いを感じる。
生乾きだった洗濯物も気持ちよく乾いた。

フィンが、朝食にとグレープフルーツでジュースと、ミューゼリのようなものを作ってくれた。
デンマーク式にバターをちょこっと載せて食べる。
昔貧しかった頃みんなこうして食べたんだとか。

昨日のキルステンの話から、なんとなく考えつづけているんだけど、
地元で美術史の講座ができないかなと。
数年前、地元の公民館の人から、美術の講座をやってよ、と言われていたのを思い出したり。
印象派とかを中心に、というので、なんとなく横においてしまったけど、
美術史を学びなおすこと、それも単に知識としてでなくワークショップとして、
体験できるような形にしていけば、これはなかなかいい時間になる。
そして、洞窟壁画から始める。
そんな話をすると、ブレットは刑務所で美術史のクラスをやっていて、
いつも洞窟壁画から始めるんだ、とキルステンが教えてくれた。

小学校が2週間の美術クラスを依頼してきたときのキルステンの話も面白い。
だいたい、毎週ブツ切れに美術をやるよりも、
まとまった時間を体験した方が子どもにはずっといい。
キルステンは彫刻のバックグラウンドがあるので、美術館に連れて行き、
ギリシア彫刻を見ながら、神話に登場する神々のことについて
子どもたちと話すところから始める。
とくに、エロスの神とその神話についての話は面白かった。
子どもたちは家に帰っても誰もいないのでポルノチャンネルを見るらしい。
でもエロスというもうひとつの違う形の愛については学ばない。
ポルノは産業だけど、エロスは違う。自分を経験するひとつの方法。
ギリシャ彫刻や神話のアーケタイプを元に
そんなことを子どもたちと自由に話し合いながら、
最後はワックスで彫刻をつくっていく・・・

2人の無限に引き出しから話を聴くのは本当に楽しい。
子どものように興味や疑問をもったりする2人はすごくチャーミングだし、
教育者的でない、どこか可笑しみすらあるユーモアは、どこからくるのかな。

パフュームというユーモラスな活動をしている2人組のアーティストが訪ねてきて、
隣の部屋で、今ミーティングをしてる。
またなにか面白いことをたくらんでいるらしい・・・
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by izuminohanashi | 2008-02-27 19:04 | dairy
a narcissus
今日は洗濯の日。
雨風強く、空模様も洗濯してるみたいだ。
YNKBの角のランドリーに、この一週間のものを持っていく。
たまっていたブログの更新。
(ためちゃいけないよね)。

フィンとキルステンの家で夕食。
昨日と同じスイス製のチーズでフォンデュと、サラダ。
ムスカヌートとかいうスパイスをおろして入れると香りがついて美味しいんだな。
サラダとあわせようと思って買ったピタ・ブレッドは、
家で焼いて食べるように半分しかベークしてないということを後で知り、ショック。
そして、デンマークでは、赤ん坊は9ヶ月で生まれると知ってまたショック。
十月十日(とつきとおか)のことを知ってフィンとキルステンもショックを受けてた。
ウィキペディアでは40週間だよとフィン。

先週末のYNKBのセミナーがたたって、フィンは過労気味。
あまりにも元気がないので、サラダ用の野菜と果物、
そして元気になって欲しくて、通りで水仙のポットを買った。
部屋があたたかいのか、あっという間に満開に。
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今朝シカゴに帰ったブレットとの会話を思い出していた。
どういう流れでここに泊まってるの、と訊かれて(けっこう乱暴な質問だなとは思ったが)、
たまたまコペンにストップオーバーできるフライトがあったんだよ、と応えたが、
それじゃinternational hostelみたいじゃんね、と言われたこと。
そういうつもりはないんだけど、やっぱりそういう風に人を頼ってしまっているかな、と考えたり。
人を本当に大切にするって難しいな。
ぼくもYNKBだよ、って応えればよかったな。
またも、orphanであることを上手に使えれば、と思う。
切り離すところから、ユーモアも生まれる、んじゃないかな。

それにしても、親ほども歳の離れたフィンとキルステンと夕食後の会話は楽しい。
2人とも、いつもプロジェクトやミーティングで忙しい。
太っている暇はないと言うほどに、無駄なものがついていない2人。
いつも走っているなかに、どこか可笑しみのある2人。
つまり、ユーモアがあるというより、存在そのものがユーモアのような2人。

More
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by izuminohanashi | 2008-02-27 07:22 | dairy
on board
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CPHに到着。
1週間が1ヶ月みたいだったとみんなが言っていた。
でも過ぎてみると、やっぱりあっという間だった気がする。
そして、いつも、すばらしい集まりは、その時限り。
でも、大切にしていれば、きっと続いていく。

昨日、最後まで一緒だったフェデリコとクリスティーナと再会を約束。
ウルグアイにおいでよ、とフェデリコ。
ウルグアイとスイスと日本を訪ねたら世界旅行だね。
でも、例えばウルグアイにぼくが行って、フェデリコがスイスに行って、
クリスティーナが日本に行ったらすれ違いじゃん。
そんなバカを言いながら、この気持ちの良いカンパニーの最後の時間を楽しむ。

CPHも、春のように晴れていた。
冬はどこへ行ったのかな。
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by izuminohanashi | 2008-02-25 21:12 | dairy
the tower, the orphan, and the black madonna
WISP最終日は、ボーリンゲンのタワーと、ブラック・マドンナで有名な
einsiedelnのヴェネディクト派の修道院へのバスの旅。
ボーリンゲンのタワーでは、ユングの曾孫さんで、今は研究所の所長(だったかな?)
をしている方からお話を聴いた。ご本人も建築家ということで、
個人的な意見も含めての話だったので、分かりやすかった。
有名なキューブ状の石の話は、とくに心に残った。
注文したサイズとはかけ離れて大きかった石が届いたとき、
ユングはインスピレーションを感じてそれを「私の石だ」と言って受け入れ、
その石に取り掛かった。
そして石に「拒絶されたもの」「孤児」として特別な意味を与えた。
この石についてのユングの言葉はすでにネットで調べたりして、
去年ここを訪れる前に知っていたし分かっていたつもりだったが、
こうして、この日、いろいろな出来事のあとでここに立って話を聴いて、
なにかこれまでと違ったものが見えた。
世界の中にいること。
そして、世界から離れること。
世界の家族の一員であることと、
孤児となってはじき出されていること。
そこに意味を与えること。
タワーの規格からはじき出された石に
詩やシンボルを施しながら、ユングは何を考えていたのかな?

これまで、内からの声であること、当事者であること、
自分を創造の中に、コンステレーションの中に含みこむことを
重大なことだと思ってやってきたけれど、
ひょっとして、自分をそこから切り離すこと、遊離させること、そこから見返すこと、
そこにぼくがこれまで分かっているようで分かっていなかった意味があるのかもしれなかった。
新鮮なショックだった。
現代の都市生活の中で、切り離されていることはその一部だし、
だからこそ、自分を何かの中に入れたり、つなげたりすることに腐心してきたつもりだったけど、
ひょっとして、切り離されている、ということには、
もっと別のレベルや、意味があるのかもしれない・・・
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このあと、einsiedelnのヴェネディクト派の修道院へ。
ブラック・マドンナの前での僧侶の歌は、ひとつの体験だった。
紫の衣を纏った黒い聖母の背景に、黄金の雲が噴出していた。
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by izuminohanashi | 2008-02-23 23:48 | dairy
bird, bird, bird
おまけ。
昨日のお昼、湖畔の桟橋に行ってクロワッサン
(毎日フリーで飲み物や果物と一緒に振舞われる)をかじっていると、
バンがそれとなく近寄ってきた。
無視してたんだけど、やっぱりちょこっと放ってやると、一目散にやってきた(笑)。
しばらくバンと遊んでいると、湖中からいろんな鳥が集まってきた!
カモメが、ぼくの前でホバリングして、ねだってくる。
狙いをつけたカモメと息を合わせてパン切れを投げてやると、キャッチ!
なんか犬と遊んでるみたいだぞ。
カモメの群れはざっと50匹ぐらいに膨れ上がり、ぼくの周りで旋回し始めた。
パン切れを放る距離を縮めると、輪も接近してくる・・・
しまいには、1羽1羽の見分けまでつくようになった。
お前はさっき食べたよな・・・お前はいつも同じところにホバリングするね・・・
ヒッチコックの鳥みたいでちょっと怖くなるほど。
下を見ると、デッカイ白鳥が2羽。
愉快なお昼休みだった。
今日行ってみると、ぜんぜん近寄ってこない。
どうしたのかな。
とにかく、良い天気が続いて、気持ちが良かった。
いつか、この鳥のイメージを絵本にでもしたいなぁ。
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これは、桟橋から振り返った研究所の建物。
14世紀ぐらいからのもので、歴史遺産になっているらしい。
1Fの梁の太さは半端じゃない。
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by izuminohanashi | 2008-02-22 23:58 | dairy
snow drop
今日は最終日、ギーゲリッヒ氏による講義が丸一日続いた。
午前中は満席だった講義室が最後は4分の3ぐらい空いてしまった。
原因は質疑応答がないこと。
書かれたエッセイを丸読みだったこと。
ドイツ語のロジックパターンで、複雑な言い回しを多用していたため。
英語のネイティヴの人たちでも難しかったと言っていた。
ぼくは、ヒアリングの自信がまったくなくなるほどに、話に集中できなかった。
そして、「心理学は魂についてのもので、人間についてのものじゃない」という
氏の定義にはまったくついていけなかった。

お昼休みに気の合う参加者と昼食。
イギリス人でベルリンに住んでいるニールは、内容はいいのに残念だねと言っていた。
午前中はほとんどわかんなかったよ、朝、犬のウンコを踏んじゃってさ、
その匂いが会場に広がってないか気になっちゃってね、だって。
そういや、ぼくも踏みそうになったな。
踏んだかと思って、念のため道草で靴裏を拭って足を戻したら、そこにも犬の糞があって、
今朝はそこらじゅうウンコだらけじゃん! と思ったっけ。
そうそう、途中、庭先にスノードロップが満開で、春が来たなーと思った。
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お昼休みに、ユングのインタヴューの上映会。
ユングには独特のチャームがある。
老人の中にいたずらっ子がいると、みんな言っていた。
ユング自身がトリックスターだったと、そういう話もきいた。
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フェアウェル・アペロは、楽しかった。
ギターやバイオリンに合わせて、交流の少なかった韓国人のグループが踊ったので、
みんな喜んでた。
それにしても、たったの5日間で、世界各地から、いろいろな分野から集まった人たちと、
これほど親しくなれるのは不思議だ。
内容が濃いこと、参加者がどんどん発言しながらダイナミックに学んでいくこと、
そしてなにより、こころの深層を探求したいという情熱と発見の興奮、
そして本当に学びたいことをいま学んでいるという喜びが、人と人とを近づけていると思う。
明日1日、エクスカーションを残しているとはいえ、
別れがさびしくなってきていることに、みんな気づいていると思う。
それにしても、いろんな人に、学生にならないの? と訊かれていると、
それもけっこう簡単なことのように思えてくる。
実際、飛び込んでみれば、事はそんなに複雑ではないのかもしれない。
日本人で、卒業を迎えた人に会った。
英文学を学びにヨーロッパに来たけれども、今は全てを包括しているようなこの世界が楽しい、
と話してくれた。
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by izuminohanashi | 2008-02-22 23:37 | dairy
active imagination
午前はピクチャー・アーカイヴのプレゼンテーション。
ユーモラスな語りでどんどん挽きこまれる。
実物の絵というものは、図版にはない特別な力があるものだ。
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ユングの患者だった50歳のアメリカ人女性の絵を観ながら、
絵画制作を通して、ひとりの女性が自分の中に感じた困難とどう向き合って、
ユングの言う「個性化」を遂げていったのか、を見ていった。
おそらく死の直前まで描いていたであろう最後の絵を見て、
種としての生は循環しても、個としての生は不可逆に進行するものだと感じて、
少々落ち込んでいたぼくは、希望を感じた。
人はその内で別の生を生きることもできるのだし、
そこに芸術や錬金術や個性化といった独自な時間と、
老いていくだけではない別種の成長もありうるし、
実際そういう風に生きた人がいたんだと知って。

大切なことは、それを邪魔しないで、出てくるに任せること、
出てきたものを良く観ること。
講師は何度もこれを強調した。
guided imaginationと
active imagination。
描きたくはなかったエロチックなイメージを生まれるに任せたことで、
この女性は内に感じた駆り立てられるような何かとの対話の旅に出かける。
16年後、乳がんで死に至ったという外的な事実と、
その内側に生きられた時間の密度は、極めてコントラストだ。

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昼休みに、van del Postによる、ユングの伝記の上映があった。
van del Postの視点から語られるユングには独特の魅力がある。
特に、フロイドとのアメリカ旅行で、決別の決定的な場面。
お互いの夢分析をしていた2人。
フロイドの夢分析で、個人的な逸話を求めるユングに、
フロイドはそれを語ることを拒否する。
なぜと問うユングに、それは私の権威に関わるから、とフロイドは応える。
それはユングにとって決定的なことだった、とvan del Postはいう。
こころの探求には、なにものも障害となってはならない。
とらわれのない態度が必要だ。
権威の方が大切というフロイドには、もうついて行くことはできない。
そしてまた、ユングが、患者の話から次第に集合的無意識の存在を確信していくくだり。
毎カット違うスーツとネクタイで現れるvan del Postのお洒落に
時々(?)なセンスも感じながらも、楽しめる上映だった。

午後は、コンプレックスについてのセミナーを取る。
火曜日におなじセミナーを取った参加者が絶賛していただけあって、
とても密度の濃い、すばらしいセミナー。
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by izuminohanashi | 2008-02-21 23:10 | dairy


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