富田俊明の日記
by izuminohanashi
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spring & desert
タイトルについて一言。

日本語のタイトルは、言わずもがな。

  かたりの なかに よびだし
  ふたたび あふれ させよう

ということ。

英語のタイトルについて、ちょっと誤解があるみたいなので、
http://moon.ap.teacup.com/applet/maribeh/200702/archive?b=5
ここで、その説明を。

spring in desertは、中国西域の沙漠を旅したときに見かけた沙子泉から。
郵電局の観光はがきにもこの沙漠の只中に突如出現する泉の写真。
裏には、
 
 沙子泉/spring in desert
 
と載っていた。
これをタイトルの英訳に使うことは、「泉の話」の構想段階から考えていて、
オーストラリア人の友人に、英語としてどうなのか、と訊いたところ、
英語としておかしいっていう訳じゃないけど、
これだと、沙漠の春、とも読めるし、あいまいだ、という。
ただこの友人も非常にクリエイティブな人だったので、それは間違いとは言えない、と。
英語ってロジカルな言語だっていう日本人の考えには、まったく反対して、
それは日本人がそう思いたいだけなんだよ、
英語ほどクリエイティブな言語はないよ。
まるでカンヴァスに絵の具をぶちまけるように、
言葉同士の意外なぶつかり合いや組み合わせから
新しいイメージが生まれるのを楽しむのが英語だよ、と。

ぼくも、沙漠の春のイメージもよいし、

  spring=生き生きとした、はずんだ
  desert=見捨てられた、遠く離れた

という語の元のイメージから、
  
  生き生きしたものを、見捨てられ遠くに押しやられてしまったものの中に見出す、
  生き生きしたものが、見捨てられ遠ざけられた場所で、生まれつつある、

というようなイメージを喚起できないかということで、
沙漠に湧く泉、というイメージにこだわらずに、
上記のようなものを感覚する態度について言いたくて、
このタイトルにしたわけです。
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by izuminohanashi | 2007-06-03 23:25 | spring in desert


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