2006年からつづけてきた集中講義。
今回は,年末だったっけ? 慌ただしすぎていつだったか思い出せないほどだ。
今回は4人。
30人ぐらいの時と,また違って,静かで,じっくりと内省的な時間が流れる。
みんな,ものすごいエネルギーで,週末の4日間,ほぼ毎日徹夜してくる。
これまで,こういうのは当たり前と思ってきたが,今いる学校と比べると,奇跡に思える。
アーティストって,役立たずと思わされてきたけど,この世間の誰が,ここまで自分の事を大切にできるんだろうか。
改めて,自分のいる世界の良さを実感する。
今回は,7回目受講の子もいて,もう熟練の域に入っている。
作品を見ても,本人のエッセイを読んでいても,ぼくにも大きな気づきや喜びがある。
いつの間にか,いろんなものが育っていたんだなあ。
もう200を超えるストーリーを生み出してきた。
今でもありありとイメージできるものもいくつかある。
それらを取上げて,本にして世に出したいという気がしてきている。