Ein Harodの美術館に勤めていて、よくお世話してくれたショシャンさんが、
時々家に招いてくれました。
4人の子どもたちは、異邦人にもまったく物おじせず、人懐こくてとってもいい子たちでした。
きっと、両親ともが気取らず落ち着いて楽しい人たちなので、子どもたちも安心なのでしょう。
すばらしい家族だなと思いました。
あとで知ったのですが、これはキブツの特徴で、みなしごや他所から来た人を受け入れ、
時には養子として引き取って一緒に暮らしたりするそうです。
ショシャンの家でも、若い軍人を2人預かっていたことがあるそうで、
どうりで子どもたちも大丈夫なのかと思いました。
Buberのリサーチでお世話になったPachiさんの家でも、
ロシアから来た女の子を預かっていたそうで、
たまたまキブツに帰って来ていた彼女にも会いました。
さてさて、そんなショシャンさんの家の子たちは多才で、
一番下のペレちゃんは、ダンスが得意で、絵も上手です。
ぼくの似顔絵を描いてくれました!
どうです、似ているでしょう? ハハハ!
いや、もっと細長いわ! とばかり、書き直してました(苦笑)。
あとで、折り紙を一緒にしました。
思ったのだけど、日本のむかしの子どもの遊びって、手習いみたいだなーと。
それはそれでいいのですけどね。
でも、こんなにのびのびした子たちといると、ちょっと窮屈にも感じてしまいました。