先日、お礼にとこんなお菓子をいただいた。
掃除、洗濯、料理などひととおり終わり、ふと、アレ開けてみようかなと。
すると、思いがけない、野趣溢れる姿にびっくり。
丁寧な包みを解いていると、なにか、お礼の気持ちが伝わってくるような気がした。
金沢っていいナァ。こういういいものがあるんだもの。
羊羹ですが、竹皮の目が入って、本当に野性的な感じ。
お味は・・・、餡にも栗が練り込まれていて、
今まで食べたことのない風味。
贅沢だナー、ととてもいい気分になりました。
甘みもおさえてあって、ほっと落ち着く味。
最近、ストレスから甘いものを食べがちで、それに疲れていたぼくとしては、
本当に癒される気がいたしました。
良寛の詩がお菓子の名前になってるんですねぇ。
包み紙の裏書きの文言にも品があります。
ちなみに、the night road should be goodは、
『英語で読む万葉集』(リービ英雄著)に取り上げられている
天の原 振りさけ見れば 白真弓 張りて 懸けたり 夜道は吉けむ
の訳から。
月が明るいから、夜道を行くのはよろしいだろう・・・
山道は栗の毬が多いから、月を待って帰りなさい・・・
今晩の月はどんなかナ。
さて、今晩は、喫茶ナチュラルでキャンドルナイト。
そして、蜜蝋ローソクのワークショップです。