やっと、ついに、Cさんから頂いた舞茸を、きのこ飯に。
まだ出来上がってないけど。
きのこを洗っていて、なんだかわくわくしているのに気づいた。
きのこ飯を想像したからじゃない。
きのこがいた山を想像したからかな。
ひょっとして、きのこ狩りするCさんのわくわくが伝わったのかもしれないな。
前回会ってから6、7年経つのに、こんな風につながるのはなぜなのかな。
シェアしたものか、相手から感じた雰囲気を清々しいものとして憶えているからかな。
Cさんが話してくれた、若かりし頃の冒険の話。
板前さんとしての、とっておきの料理の話。
山の食材の話。
忘れられないのは、苔の話。
舞茸にくっついてきた山苔、植えてみようと思っている。
キッチンに貼った、Cさんの手紙、筆に墨で、何とも言えないいい味を出している。
きのこ飯もきっといい味だろう。